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理美容師はサービス業?

理美容師は・・・
サービス業なのか?
接客業なのか?

今まではサービス業としての枠組みに入っていた理美容師

しかし・・・

ホントにサービス業なのか?

よくよく仕事や、社会的地位を考えると
そうも言っていられない時代のような気がします。

お客様を心地よくし、店内ではリラックスして頂く
それが本当に理美容師の仕事なのでしょうか?

そのようなサービス業なら異業種で沢山あります。
クラブ、スナック~リラクゼーション専門店・・・

しかし、どこもトークや雰囲気が主の業種です。

その分類に理美容室がはまるのでしょうか?
今の時点では自分たちも、世の中もそう思い込んでいますが・・・

『人』相手の職種には変わりは無いので、接客業であることは確かです。
しかし・・・
サービス業ではないような気がします。
では何業なのでしょうか?

私としてはドクター業、ファッション業
つまり髪の医師であり、デザイナーであることが
一番ピッタリとはまる枠のような気がします。

またそうでなければ今以上の業界の発展や
理美容師の社会的地位の向上はありえないと思います。
その証拠に
理美容師の仕事内容は大変複雑で、国家資格まで必要な職種なのにも関わらず
収入面ではその他のサービス業に叶いません。
そのため、就職者数が激減しています。

重大な問題です。

原因は、自分達の土俵で仕事が出来ていない、
自分達の本来の仕事を知らない、していない
証拠だと思います。

例えば~~~~~

医者、特に外科医は人体の組織、構成を熟知し
様々な病原を取除く、又は修復します。
しかし、理美容師が医師が人体を熟知するレベルで
『髪』のことを熟知しているか?
多分、殆どの方は熟知していないと思います。
何故なら、熟知していれば次から次へと出てくる
新商品に飛びつかないからです。
さらに、せいぜい2週間持てばいい3ステップのトリートメントを
「いいですよ」「髪治りますよ」なんて薦めるはずがありません。

理美容師の方はもう一度自分たちの社会的立場を考え
いままでの『サービス業』の枠
間違った認識から脱皮していくべきだと思います。

医師のレベルと一流ファッションデザイナーを目指すことが仕事の質を高め
業界で生き残る道ではないのでしょうか?

もっと私達の業界でしなければいけないことがあるはずです。

by izasekikawa | 2007-03-05 00:46 | 理美容業界の知識

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