とあるシャンプーについての質問への解答
本日あるサロンの方からこのような質問を頂きました。
「お客様で化粧品販売委員の方がいてアトピーの方でも使用できる
シャンプー剤を紹介されました。」
「販売しているハルカシャンプーとどちらがいいのでしょうか?」
「全成分をお伝えしますので教えてください。」
早速、私は成分を見させていただきました。
主剤となる界面活性剤や有効成分などはいい成分でしたが・・・
ある成分が入っていたのです。
その成分とは「ジンクピリチオン」
皆さんもテレビのCMなどでフケガ止まるなどのキャッチコピーを
耳にしたことはあると思います。
ある美容メーカーさんは~
ジンクピリチオンは良くありません!
何故ならフケをとめるために頭皮をコーティングするからです。
なんていっていたところもありましたが・・・???
実際の効果は「低薬量で、抗菌力を示す」抗菌剤のことです。
しかし・・・
頭皮を綺麗にするという効果はいいのですが少々危険なことがあるのです。
つまり「フケで頭がカユイなら、雑菌を殺せばいい」という発想で配合されている成分ですから
これは、多量に使用すれば猛毒性のある危険な成分なのです。
また、
1999年12月、環境ホルモンの学会で、
「ジンクピリチオンは、超低濃度で、魚類の背骨に激しい奇形を起こす」(国立環境研究所発表)
その奇形発生率は、30ppb濃度で100%、10ppbで80%以上と、驚くほどの高確率というショッキングな報告があったのです。
また、身近な一般で販売されている25種類のシャンプーを溶かした水溶液で、魚の骨の発生状況を観察するとなんと恐ろしいことに
2種類のジンクピリチオン配合「フケとりシャンプー」にだけ、魚の背骨がらせん状に曲がる激しい奇形が観察されたというのです!
その他に23種類には無配合だったわけで
ジンクピリチオン配合のシャンプーの危険性が決定付けられたのです。
ジンクピリチオンは体内に侵入しよろしくない害を及ぼします。
国立環境研究所員は「たとえ分解されても奇形性が残っている可能性がある」「特に妊娠している人は血液を通して胎児に直接入る可能性が高い」また、「環境保全への配慮も考え排出量も緊急に調査すべき」と警告を指示しました。
また、皆さんご存知の通り
私達の皮膚には10数種類もの「常在菌」という必要な菌が存在しています。
この常在菌は皮脂などの栄養分を人間からエサをもらうかわりに、他の有害菌の侵入を防いでくれる、必要な菌なのです。
ジンクピリチオン等の抗菌剤を使用してすべての常在菌が死滅してしまえば、皮膚は抵抗力がなくなり様々な雑菌が侵入してきて、棲みつき繁殖します。
これが肌の炎症(トラブル)につながるということも言われています。
除菌というイメージは良いのですが
しすぎる効果は逆効果となりますので注意が必要ですね。
という私達の見解から
ご使用はひかえ、「ハルカ」をオススメした方がいいのでは?!
との返答をさせて頂きました。
「お客様で化粧品販売委員の方がいてアトピーの方でも使用できる
シャンプー剤を紹介されました。」
「販売しているハルカシャンプーとどちらがいいのでしょうか?」
「全成分をお伝えしますので教えてください。」
早速、私は成分を見させていただきました。
主剤となる界面活性剤や有効成分などはいい成分でしたが・・・
ある成分が入っていたのです。
その成分とは「ジンクピリチオン」
皆さんもテレビのCMなどでフケガ止まるなどのキャッチコピーを
耳にしたことはあると思います。
ある美容メーカーさんは~
ジンクピリチオンは良くありません!
何故ならフケをとめるために頭皮をコーティングするからです。
なんていっていたところもありましたが・・・???
実際の効果は「低薬量で、抗菌力を示す」抗菌剤のことです。
しかし・・・
頭皮を綺麗にするという効果はいいのですが少々危険なことがあるのです。
つまり「フケで頭がカユイなら、雑菌を殺せばいい」という発想で配合されている成分ですから
これは、多量に使用すれば猛毒性のある危険な成分なのです。
また、
1999年12月、環境ホルモンの学会で、
「ジンクピリチオンは、超低濃度で、魚類の背骨に激しい奇形を起こす」(国立環境研究所発表)
その奇形発生率は、30ppb濃度で100%、10ppbで80%以上と、驚くほどの高確率というショッキングな報告があったのです。
また、身近な一般で販売されている25種類のシャンプーを溶かした水溶液で、魚の骨の発生状況を観察するとなんと恐ろしいことに
2種類のジンクピリチオン配合「フケとりシャンプー」にだけ、魚の背骨がらせん状に曲がる激しい奇形が観察されたというのです!
その他に23種類には無配合だったわけで
ジンクピリチオン配合のシャンプーの危険性が決定付けられたのです。
ジンクピリチオンは体内に侵入しよろしくない害を及ぼします。
国立環境研究所員は「たとえ分解されても奇形性が残っている可能性がある」「特に妊娠している人は血液を通して胎児に直接入る可能性が高い」また、「環境保全への配慮も考え排出量も緊急に調査すべき」と警告を指示しました。
また、皆さんご存知の通り
私達の皮膚には10数種類もの「常在菌」という必要な菌が存在しています。
この常在菌は皮脂などの栄養分を人間からエサをもらうかわりに、他の有害菌の侵入を防いでくれる、必要な菌なのです。
ジンクピリチオン等の抗菌剤を使用してすべての常在菌が死滅してしまえば、皮膚は抵抗力がなくなり様々な雑菌が侵入してきて、棲みつき繁殖します。
これが肌の炎症(トラブル)につながるということも言われています。
除菌というイメージは良いのですが
しすぎる効果は逆効果となりますので注意が必要ですね。
という私達の見解から
ご使用はひかえ、「ハルカ」をオススメした方がいいのでは?!
との返答をさせて頂きました。
by izasekikawa | 2007-03-26 00:34 | 理美容業界の知識