人気ブログランキング | 話題のタグを見る

弱者の戦い方(中小企業の戦い方)とは・・・

最近コンサルタント業者のサロンへのアプローチが盛んですが、皆様のところではいかがでしょうか?コンサルタント業者以外に、経営に関しての本などでヒントを得ている方も多くいらっしゃると思いますが、そこが問題です。
殆どの経営誌やコンサルタント業者は大手企業の成功事例をもとに、戦略や経営手法を語っています。そうです、まだ未成熟の美容界で使える内容はごく限られたところの大手サロンだけなのです。
今回、『弱者の戦い方』というタイトルがついていますが、経営コンサルタント業者や、経営誌は大手企業の『強者の戦い方』をベースに中小企業である弱者へアドバイスをしているのです。
スタッフ数10名規模のサロンと、100名規模のサロンの戦略や戦術はお分かりの通り、同じことはできません。ただ強者は弱者での成功事例を取り入れることは可能ですので、強者と思われる規模のサロンは色々と取り入れる所もあるいえます。
弱者は強者が成功したことを取り入れることにはリスクがあり、とても危険です。
弱者=中小のサロンは、強者では出来ないことを見つけ出し、地道に行うことにより、強者に勝てるサロン体質が出来上がってくるものです。
その仕組みを作ることが経営者の本当の仕事であり、じっくりと考えて自社の戦い方を見極める必要があるのです。
コンサルタント業者の中には、経理が重要、営業が重要というところもありますが、それは大切なところではありますが、そのコンサルタント業者の得意な分野で重要性を語っているだけで、本来の経営の姿を理解していない方のように思います。
経営とはお客様からお金を頂き、始めて利益を得ることで「つねにサロンに来る」、「メニュを購入する」判断は100%お客さまに権限があり、顧客中心に物事を考えるということはこのことを忘れてはいけないのです。
言葉は大変寂しい呼び方ですが、一般企業の殆ど(約90%)が弱者に当てはまり、その中でもこの戦い方を感覚的にできている企業や、学んで実践している企業は、強者に負けないくらいの成長をしつづけています。
これから、サロンを成長させるためにはこの弱者の戦い方を学び、それをもとに考えてく必要があるのでしょう。あの急成長のターリーズコーヒー等も弱者の戦い方で企業戦略をとっています。

by izasekikawa | 2006-08-07 00:00

<< デジタルパーマってホントにいいの?! ハッピー美容師生活2 >>