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そんな感じで独立を考えていいの?

もうすでに、独立についての記事を書きましたが、
まだまだ、独立志向って減りませんね(~_~;)

特に多いのが・・・
「もう店やめるから、どっかいいテナントないですか?」
「出来ればいまのサロンの近場で・・・」

え~!!!!!

そんな急に出店ですか~!

既に、サロンを数店舗出店された経験のある方でしたら○×△?

ですね~ぇ。

そんな安易な考えで、あたかも勢いやノリで出店なんかできませんよね。
そして、いま働いているサロンのお客さんを当てにしてなんて。

だた、理美容業界はこれが独立の基本形みたいになっています。
私のおススメ本にしています「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ」
を読んで頂いた方は独立ってもっと素敵な事のように思うかも知れませんが、
現実の理美容業界はそれとはかけ離れた独立です。

この本の著者の中村さんが、田畑師匠に
「お前は、肝が出来た。田舎へ帰れ・・・」
というような意味の独立、またはある意味『免許皆伝』をいただき、
故郷で大成功を納めるのですが、
ホントに実力がついた人はどこでも成功できるんじゃないかと思います。

もっと穏やかな心で、素敵な独立だったらと思いませんか?
このような状況になり易いのは、そのような形の独立をする本人も問題ですが、
そうさせる師弟関係ですね(涙)そんな感じで独立を考えていいの?_d0076627_0164169.jpg

「そうか、おまえも独り立ちするのか・・・」
「よーしっ!応援するから絶対せいこうしろよ!」
と送りだせる、器の広い師匠と、
「ありがとうございます。この恩は決して忘れません!」
と言える弟子の関係が欲しいですね。

皆さんもそうおもいますよね(^.^)

どちらも実力も自信もあり、感謝の心があったら絶対いい別れって
できますよね。

私のお客様でも数年前
それを自でゆく独立を果たした人がいます。

その方、まだお若い女性です。 → 当時は(笑)

それも、関西から突然顧客もゼロ、知り合いもゼロの関東へ単身引越し、
独立?!ですよ~ぉ

でも、その女性オーナーのそれまでの人生経験を聞いたら、
「うん!いける、いける!(^^)!」
と思ったんですね。

そしてオープンしてからは・・・皆さんのご想像通り
順調にお店は繁盛し、
数ヶ月でとっても素敵なサロンになってしまいました。
お客様からはしょっちゅう
感謝の手紙やら、差し入れやらを頂くモテモテ美容室です。


・・・オープン当時は何度、電話越しの涙声を聞いた事か~。
そんな感じで独立を考えていいの?_d0076627_001330.jpg

実力のある人、人に感謝できる人、自分をよく知っている人って
どこでも成功できるんですね。

独立は自分の実力を知り、
良くも悪くも今までお世話になったオーナーや残されたスタッフに感謝し、
計画性を持って(最低半年前)、
そして『何のための独立なのか』
その意味をしっかりと持って独立して欲しいものですね。

by izasekikawa | 2006-08-17 19:11 | 理美容業界の知識

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